top_img_support_catalyst

ZEES社長のスポーツ触媒ストーリー

スポーツ触媒

Suport_Catalyst_01
       

寒い雨模様の天気が続いていましたが、やっと天気も回復して気持ちよく走ることが出来る季節になりました。
(5月の連休に書いております!)

私自身去年の秋から触媒について色々勉強し、ようやく発売する事が出来たのでレポートを書いてみようと思います。どうか最後まで読んでくだされば幸いです。

スポーツ触媒を販売しようと思ったのは、私のステージアとかニッサンフーガとか、発売されていないからです。いつもの通り、“作ってしまおう“です。

最初にステージアをもっと高回転まで気持ちの良い走りにしたい為触媒を外してみると・・・何という目の細かさ!!さすがにびっくりしました。
これでは排気が抜ける訳がありません。触媒を外してみると・・・臭くて、目が痛いです!これでは普段乗れませんし、家族にも周りの人にも迷惑をかけてしまいます。
何よりも会社の代表。コンプライアンスをしっかりとしなければ、です。

しかしここからが迷走の道の始まりです。

触媒をどこから仕入れするのか?しかしそれではあるものを買うだけですから自分の満足する製品ではありません。他社のスポーツ触媒を色々と調べて見ると、浄化性能を犠牲にして排気効率を優先したり(排気ガスが臭くて、目が痛い製品もありました)、その反対もあり、中にはエンジン警告ランプが点灯してしまう製品もありました。
これではいけません。やはり排気性能を向上させ、長く乗ってもクリーンに、ここが問題です。
最初のうちは良くてもしばらく乗ると臭い製品が多いのです。間違ってもエンジンチェックランプなど点灯させてはいけません。

最初はセルの細かさ、粗さ。

もちろん粗くて排気効率が良い方が良いに決まっています。しかし排気ガス検査をパスするくらいのセルで無ければいけません。
しかし少しくらい粗くてもセルが長ければ排気浄化が出来ます。

白金の量。

これも多く使用すれば排気浄化率が良いので出来るがけ多く使いたい。
セルの細かさを設定し、外径、長さを指定して、白金の量を決めます。

これに一体何通りの試作を重ねたか・・・もう嫌になるくらいです。

結局当社のスポーツ触媒は十分なセルの長さで、白金の量も贅沢に使い、排気抵抗を少なくしたにもかかわらず抜群の排気浄化率を実現しました。
具体的にはセルは車種により150セルと200セルを使用します。
外径も車種により106φと115φを使用してその車に合った最適な排気効率で商品化しました。

白金の使用量は・・・企業秘密です。触媒部センサーは純正とは検出位置、精度、検出するO2濃度が温度にも関連して変わるためにチェックランプが点灯してしまいます。
ですからこれも考えたセル、搭載位置にしなけらばなりません。

| このページのトップへ |

       
Support_catalyst_02 Support_catalyst_03 Support_catalyst_04 Support_catalyst_05
PM35ステージア PM35ステージア PM35ステージア Z33
       

コストが掛かりすぎて儲けの少ない商品になってしまいましたが、私自身満足できない製品は売るつもりが無いのでどうか安心してお求め下さい。

車種ラインナップは以下の通りですが順次発売していきますので、オーナーの皆さんしばらくお待ち下さい。

       
スポーツ触媒付きフロントパイプ / スポーツ触媒
フロントパイプ / 中間タイコ(税別)
       
Support_catalyst_06 Support_catalyst_07 Support_catalyst_08 Support_catalyst_09
200クラウン レクサスGS レクサスSC W221ベンツS550
       

最後に本当にパワーが出ているのかパワーチェックを行い確認してきました。

       
Support_Catalyst_10
       

明らかに違う排気音。一回り音が大きくなった感じです。純正がいかに排気抵抗のある触媒が装着されているのかこれだけでも分かります。

結果は251.8PS。前回のタイプBフルセットよりさらに5馬力のアップとなりました。

NAエンジンですからこの辺がこのエンジンの限界なんだと思われます。

前回パワーチェック時から更に10,000キロ走行しており60,000キロオーバーのエンジンでこれだけの効果が有るのですから単純に比較すれば10PS以上のパワーアップが実現する車両もあるかと思います。

皆さんの参考になれば幸いです。

乱筆お許し下さい。

       
株式会社 ジースプロジェクト

代表取締役  澤村 淳

| このページのトップへ |